失敗しない歯医者さんの選び方

抜歯は本当に必要なことなのか

失敗しない歯医者さんの選び方 皆さんは抜歯の経験がありますか。
歯医者さんで「残念ですが、抜歯するしかないですね」と言われたときの脱力感というのはかなり大きいものです。
痛々しい抜歯後の歯茎を見つめてやる気がおきないという場合もあることでしょう。
今日はこの抜歯に関していい機会ですので色々調べてみましょう。
一昔前だと何でもかんでも「抜歯をする」傾向が歯医者さんにもありました。
でも最近はできるだけ自分の自前の歯で食事を楽しんだり、生活できるように抜歯は極力避ける治療方針が一般的です。
厚生労働省もその大切さを認めており80歳の段階で20本の歯を残そうというキャンペーンを行っています。
しかしそもそもなんで抜歯しなくてはいけない状況になるのでしょうか。
まずその筆頭はもちろん「虫歯」です。
虫歯に気づかなかったり放置することでその虫歯が歯の根まで広がりひどい痛みをおこしたり、なんと歯茎にまで影響を及ぼすことがあるのです。
早い段階で歯医者さんに行けば治療することも可能ですが、虫歯が歯の全体に広がってしまうと治療のしようがなくなり結局他の歯への影響も考えて抜歯という選択をしなくてはいけなくなります。
この虫歯と同様に今、抜歯の原因で多いのが意外にも「歯槽膿漏」もしくは「歯周病」です。
これは現代人にいま広がっている深刻な問題です。
他にも「かみ合わせ」の問題や「親知らず」などは抜歯の対象とされることがあります。
でも医療技術は進化しており、それは歯科の現場でも同じです。
ですから以前まではこうした理由で抜歯していたものを抜歯なしで治療する方法も考案されています。
例えば虫歯について考えてみましょう。
その一つの治療法が歯冠延長術です。
またはエクストルージョンという治療法も考案されていてこれでかなりの数の抜歯対象だった虫歯を処理することができるようになってきました。
また歯周病についてはなんといえるでしょうか。
この歯周病に関しても原因の究明や治療法が沢山登場してきて安易に抜歯をするというオプションは少なくなってきました。
さらに最近では歯の再生術なども一般的になっており歯周病からかなりの歯が守られてきました。
皆さんは最近、「抜歯」を歯医者さんに勧められたでしょうか。
でもそれは本当に抜歯が必要な状況ですか。
必要であれば他の歯医者さんを訪れてみて客観的に診療してもらうのも一つの方法です。
ぜひできるだけ抜歯せずに自分の歯を守るという考え方をしてみてください。

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